【アコースティックギターの弦の張り方】

アコースティックギターでの弦交換にオススメの張り方をご紹介します。
Gibson巻きやMartin巻きと呼ばれるペグに弦を縛り付けるように巻く方法もありますが、コツを抑えて正しく弦を張れば弦交換の手間はこちらのほうが少なく、チューニングも安定しますので弦交換の参考にしていただければ幸いです。

① ブリッジピンで弦を固定する

まずブリッジ側で全ての弦を固定します。

1本ずつブリッジで固定して、ペグで弦を巻く工程を繰り返すよりも、全ての弦をブリッジ側で固定するほうが弦のボールエンドが正しい位置に固定されているかをサウンドホールから確認できるためオススメです。

弦のボールエンドはブリッジピンの横に密着した位置に固定してください。
ブリッジピンの先端に引っかかっていたり、密着せずに離れているとチューニングが合わなかったりブリッジピンが抜けるトラブルの原因となります。

サウンドホールからスマホのカメラ機能で確認したり、慣れればサウンドホールから手を入れて触った感触で確認することが出来ます。

② 弦の長さを決める

市販のギター弦はかなり長さに余裕があるため、そのままだと長すぎてしまいます。
アコースティックギターでおすすめの弦の長さは以下のように測るとちょうど良いです。

「ブリッジからペグまでの長さ + ペグ1個分の間隔」

例えば6弦を張る場合は、5弦のペグまで引っ張るのが目安です。

③ 弦に折り目をつける

弦をブリッジからペグに通したら、目安のペグ(例:6弦なら5弦ペグ)まで引っ張り、
ペグ一つ分の長さを戻して弦をヘッドの中心に向けて直角(90度)に折ります

④ ペグに弦を巻く

ペグを回して弦を巻いていきます。
この時、弦をボディ側に軽く引っ張りながらペグを巻くのがポイントです。

そうすることでペグ穴の両端で弦に折れ目がつきます。

この2つの折り目がペグの角にしっかり引っかかることで、
チョーキングなどで引っ張られても弦が緩まず、チューニングの安定性がアップします。

⑤ 巻き方のポイント

弦を巻く際は、ボディ側にテンションをかけながら、チューニング可能な状態まで巻きます。
適切な長さにカットしていれば、2〜3周巻きつけられるはずです。

巻いた弦が重なったり、隙間が空いてしまうとチューニングが不安定になる原因になります。
巻き終わりが下になるように隙間なく綺麗に巻き揃えることを意識しましょう。

⑥ 他の弦も同じ手順で弦を巻く

他の弦も同様に作業しますが、ペグ位置に合わせて基準ペグを変えていきます。

5弦:4弦ペグまで引っ張って戻す

4弦:5弦ペグまで戻す

3弦:2弦ペグまで戻す

まとめ

以上がオススメの弦の巻き方になります。
ポイントは「ボールエンドを正しい位置に固定する」と「弦に2箇所の折り目をしっかりつけてペグの角に引っ掛ける」です。
必要以上に長い状態の弦を張ってペグに何重も巻き付けている方や弾いていると徐々に弦が緩んでいってしまうという方はこれだけでかなりチューニングが安定するようになります。
ぜひお試し下さい。

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