ブリッジピンの簡単な抜き方

アコーズティックギターの弦を外す時にはブリッジピンを抜く必要がありますが、皆様どうやって抜いてますでしょうか?
ブリッジピン抜き用の工具や、ストリングワインダー付いているピン抜き機能を使っている方が多いかと思います。
工具はテコの原理を利用して抜くものが多く、支点となるブリッジに傷が入ってしまいます。

ブリッジ
ブリッジピン周りに工具の跡が多数ついています。

ブリッジピン自体にも跡が残ったり、工具を忘れて現場で弦交換が出来ずに困ることもあるでしょう。
実は専用の工具が無くてもブリッジピンを簡単に抜くことができます。

もちろん上から指でピンをつまんで引っ張るだけではなかなか抜けません。
でも下から指で押し上げてやれば意外と簡単に外れるんです。

弦の外し方
弦を緩めてサウンドホールから手を入れれば下から押し上げられます。

ブリッジの裏に棘があったり、ブリッジピンのバリがあったりして指に刺さることがあるので指にクロスなどの布を巻いて作業すると安全です。

たまにキツくハマりすぎて抜けない物もありますが、上からつまみ上げながら下からも押し上げてやると大抵のものは外すことができます。

どうしても抜けない場合やブリッジピンが折れてしまった時などは修理が必要になりますので、無理はせずにお気軽にご相談下さい。

何も特別な道具も必要なく簡単に試せる方法なので弦交換の際にはぜひ試してみてください。

弦の交換時にはついでに全体のチェックを行うことをオススメします。
コチラの記事でアコースティックギターの基本的なセルフチェックの方法を紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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