アンプに繋いだ時の「ブーン」ノイズを抑えることが、音作りの幅を広げる理由

ギターやベースをアンプに繋いだ瞬間に聞こえる
「ブーン」という低いノイズ。

このノイズを
「こんなものだろう」と受け入れてしまっている方も多いですが、
実はこのノイズの量は、音作りや演奏の気持ちよさに大きく影響します。


ノイズは少なければ少ないほど良い理由

音作りのスタート地点が変わる

ノイズが多い状態では、
・ゲインを上げられない
・エフェクトの設定に制限が出る
・音の立ち上がりが埋もれる

といった問題が起こりやすくなります。

一方で、
ノイズが極端に少ない状態では、
音作りの基準が『静寂』から始まるため、
クリーンから歪みまで、コントロールの幅が大きく広がります。


演奏中のストレスが減る

ノイズが少ないと、
音を出していない瞬間がしっかりと『無音』になります。

この差は、
・自宅練習
・レコーディング
・ライブでの合間

すべての場面で効いてきます。

「音を出していない時に気持ちいい」
これは、意外と重要なポイントです。


「ブーン」ノイズの主な原因

シールディング不足

ギター・ベースの内部は、
外部ノイズを拾いやすい構造になっています。

シールディングが不十分な場合、
周囲の電磁ノイズを拾い、
アンプから「ブーン」という音として現れます。


アース線の取り回しが適切でない

単にアース線が繋がっていれば良い、
というわけではありません。

・どこを基準にまとめているか
・無駄なループができていないか
・接触不良がないか

こうした点が、
ノイズ量に大きく影響します。


当工房のノイズ対策セットについて

徹底したシールディング処理

当工房のノイズ対策では、
単に導電塗料を塗るだけでなく、

・ムラのない塗布
・確実な導通確認
・パーツ同士の接続精度

まで含めて作業を行います。

「塗ってあるけど効いていない」
状態にならないよう、
効果を前提とした処理を重視しています。


適切なアース線の取り回し

アース線は、
数を増やせば良いわけでも、
太ければ良いわけでもありません。

楽器の構造に合わせて、
最もノイズが少なくなる取り回しを選択します。

この工程が、
ノイズ対策の仕上がりを大きく左右します。


「アンプの電源を入れ忘れたかと思った」と言われる理由

作業後、
アンプに繋いだ瞬間に
「……あれ?」
となることがあります。

これは、
それまで当たり前だと思っていたノイズが消え、
本当に静かな状態になるためです。

実際に
「アンプの電源を入れ忘れたかと思った」
という声をいただくこともあります。

それだけ、
ノイズが演奏体験に影響しているということでもあります。


ノイズ対策は音を変える改造ではない

ノイズ対策は、
音色を大きく変える改造ではありません。

しかし、
『音を邪魔しているものを取り除く』
という意味では、
非常に効果の高いメンテナンスです。

元の音の良さを、
より素直に引き出すための作業と言えます。


ノイズが気になる方へ

・アンプに繋ぐと常にブーンと鳴る
・歪ませるとノイズが一気に増える
・録音時にノイズが気になる

こうした症状がある場合、
ノイズ対策で改善できる可能性があります。

楽器の状態を確認したうえで、
過不足のない対策をご提案します。

松本市での持ち込みはもちろん、
『郵送対応可能』ですので、
遠方の方もお気軽にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました